STEP
01
1 visit
treatment
Ceramic Restoration by CEREC
Ceramic restoration
with reduced risk of recurrence
of caries in as little as 1 day
About CEREC
CEREC(セレック)とは
CEramic REConstruction(セラミック修復)のことです。
コンピューターでお口の中を3D撮影するため“型取り”が不要で、
設計したデータから機械が被せ物を削り出すので
より正確でクオリティの高い修復物を作り出すことができます。
最短一回の通院で完結できるので、
通院の手間がかからないのも大きなメリットです。
Mission
ここでは敢えてCEREC治療の中でも、
生活歯(神経の生きている歯)の比較的進行した虫歯であっても即日修復を可能とする
1 visit treatmentに対する思い、こだわりという話に絞らせていただきます。
CERECというシステムは、セラミック修復における従来でいうところの型採り(スキャン)、設計(デザイン)、修復物の製作(ミリング)その全てを自院内で完結できるという点が注目されますが
個人的にはそこに「即日」という要素が加わって初めてその価値が大きくなると確信しています。
逆に言うと、即日修復でなければその魅力の大半は失われるとさえ感じています。
みなさんは、セラミック修復の魅了はどこにあると感じていますか?
「色が天然歯に近くてキレイであるところ」
「銀歯と比べて虫歯になりにくいと歯医者さんに言われたから…」
「金属みたいにアレルギーの心配もないところ」
その全てが間違ってはいません。
しかしながら、どんなに精巧に作られた審美的なセラミック修復物も、型を採った後に仮の蓋をした状態で数日〜数週間経過した後に装着することになったとしたらどうでしょう?
仮の蓋の封鎖性など、口腔内の細菌にとっては何のバリアにもなりません。必ず、削られた歯の深部に細菌が侵入してしまいます。侵入を許した後の汚染した歯に、美しいセラミック修復物を入れることが「良い」とは私には思えません。
その点、CERECのシステムを活用すれば、1度の来院で最終修復が可能となり、細菌感染の恐れがある仮封鎖期間を一切経ることがありません。
CERECの1 visit treatmentを私が生活歯の修復で推す最大の理由がここにあります。
「キレイで美しいから」という理由でセラミックを選ぶ必要はありません。
治療期間中の細菌感染の危険性が極めて少ない=歯に優しい=歯が長持ちするから良い治療なのです。
Treatment flow
Interview
コロナ禍真っ只中の2020年9月です。
およそ1100症例ほどです(2023年7月現在)。
そのほとんど(95%程度)が神経の生きている歯=生活歯に対するものです。
これは一般的な歯科治療においても同じですが、「基礎・基本を順守すること」です。
具体的には、深い虫歯の除去の際やセラミック修復物の接着操作の際にラバーダム防湿をする、材料の使用方法(量や時間など)をきちんと守る等々です。これらの基本が疎かにされていることが治療の失敗に直結することを痛感しています。
日頃から仲良くさせていただいている先生に勧められたことがきっかけですが、コロナ禍において患者さんの来院回数を減らせるシステムであることも大きな理由の1つです。
これはズバリ(かなり大きな虫歯であっても)即日セラミック修復が可能である点です。自分が治療を受ける立場であっても、
「仮の蓋による仮封期間が無い」と言うのは最大の魅力です。
月並みですが、CERECによる1 visit treatmentの価値を患者さんにもっと知っていただくための活動ができればという思いがあります。
また、まだまだ私自身CEREC治療において学ぶことは多い身ではあるものの、後進の育成・指導というところも視野に入れていきたいと考えています。
Career
2020年 9月 |
自院にCERECシステムを導入 |
---|---|
2023年 2月 |
ドイツ・ベルリンにて開催されたISCD国際CERECトレーナーコースを受講 |
6月 |
CEREC開発の地であるスイス・チューリッヒ大学公認CERECコース受講 |
7月 |
デンツプライシロナ社の運営するWEBサイトDigital Dentistry Universityにおいて 歯科医師向けセミナーの講師を務める |