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院長ブログ
インプラント治療について①~当院の考え方~
こんにちは。さいとう歯科クリニック院長の齋藤です。
このブログを書いている今、「今季最強・最長の寒波が到来」とニュースで騒いでいるところです。確かに、今季は暖冬傾向とは言われつつも、静岡もかなり気温が低いのを肌で感じます。
さて、今回のブログから数回に渡って、インプラント治療について書いていこうと思います。初回の今日は「さいとう歯科クリニックにおいて、インプラント治療はどういう位置付けにあるか?」少し言い換えれば、「私が歯科医師としてインプラント治療をどう考えているか?」を書いていきます。

インプラント治療が世に出て久しいため、皆様のインプラントに関する知識もかなりあるのを日常的に感じますが、上のイラストにある通り、インプラント治療とは「歯を失い欠損となった部分の顎骨に、チタン製の人工歯根(フィクスチャー)を埋め込み、その上に被せ物を装着することで欠損部分を補う治療法」です。
今回のブログで私が一番にお伝えしたいのは、あくまでもインプラント治療は失った歯を補填する治療法の1つでしかない。決して「常に最高の治療法」とか「常に最善の治療法」というわけではないということです。
①全身疾患(重度の糖尿病や骨粗鬆症、免疫疾患など)がある
②重度の歯周病に罹患しており、歯周病がコントロールされていない
③過度な咬合力がかかっており、歯が割れたり欠けたりが頻発している
④歯科医院にメインテナンス(定期健診)にかかる習慣がない、今後もかかる気持ちがない
こういったケースにおいて、当院ではインプラント治療よりも「入れ歯治療」や「ブリッジ治療」の方をおすすめすることがあります。もちろん、②③④などの条件に関しては、インプラント治療に限らずどんな歯科治療をするうえでも、可能であれば解決しておきたい要素にはなりますが・・・。
とはいえ、インプラント治療は保険適用外であり、他の治療法と比較して治療費も高額になります。また、入れ歯のように「痛くなったら外す」「簡単に調整をする」というのが難しいケースも多いのが事実です。ベネフィット(利益)よりもリスクが上回ると予想されるようなケースでは、インプラント治療のように、生体に半永久的に異物を埋め込む治療法は、より慎重に考えるべきというのが私の意見です。
次回のブログでは、実際の症例をまじえて、インプラント治療に関してご説明させていただきます。