働き者に休息を

いよいよ、GW最終日となりましたね。

当院は５月６日から診療を再開しているため、昨日・今日はもうGWという感じはありませんが、５連休をいただき（５月１日～５日）、ゆっくりとさせていただきました。

さて、私自身は休暇をいただいてリフレッシュしたわけですが、たまにふと思うのは「機械には休息はいらないのか？そして、休暇明けはパフォーマンスが上がったり下がったりはないのか？」ということ。人間においても「なんか休み明けはエンジンがかからないなぁ」とか、逆に「リフレッシュして身体が軽い！いつもより良い感じで動けてるぞ！」とかあるじゃないですか？あの感覚、機械にはないんでしょうか？

例えば、この機械。ほぼ毎日セラミックブロックを削り出している「CEREC MC-X」ですが、毎度毎度、クオリティーの高いセラミック修復物を作ってくれる当院の働き者です。こういった機械について、私だけかも知れませんが、今回のような長期休暇明けの１発目の症例の際なんかは、「ちゃんと動いてくれるのかな？」とか まぁまぁ不安になることがあります。まぁ当然動いてくれるわけですが、しばらく電源OFFにしていた後って、どうしても心配になってしまうんですよね・・。

昨今、働き方改革などが叫ばれ、人の働き方について その考え方や捉え方が多様化してきたように思われます。そもそも、日本人は働き過ぎとも言われます。そういう中で、こういう機械などに対してはどうなんでしょう？労働（稼働）時間を短くさせてあげることは難しいかも知れませんが、こまめに清掃をしてあげたり、少しでも電源OFFの時間を増やしてあげると喜ぶのでしょうか(笑)

全ての人にとって快適な世の中になるのはもちろん素晴らしいことですが、オートメーション化の時代にあって、人の代わりとなってくれる存在にも定期的なメインテナンスと、日頃の感謝と共に休息をしてもらおうという気持ちは持ちたいものですね。